《光圀伝》大河ドラマ化を 茨城で誘致の - 日劇

「光圀伝」大河にしよう　来月、推進協を設立

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20130426/CK2013042602000147.html


第二代水戸藩主・徳川光圀の生涯を描いた小説「光圀伝」（冲方丁（うぶかたと
う）さん著）をＮＨＫ大河ドラマにしようと、水戸商工会議所が中心となって五
月七日に推進協議会を設立する。署名を集めてＮＨＫに要望する計画だ。「郷土
の偉人を大河の主役に」と願うライバルは全国に多いが、商議所は「ドラマ化を
地域振興に役立てたい」と実現に意欲を燃やす。（妹尾聡太）

　小説で光圀は、江戸の街を駆け回り、詩歌や儒学、史書の編さんに情熱を注ぐ
力強い人物として登場する。家督相続などに悩みつつ、義を貫いた人間性もいき
いきと伝わる。

　二〇一一年末で終了したＴＢＳテレビ時代劇「水戸黄門」の印象とは異なるが、
商議所は「史実に近く大河ドラマ向き」とみる。今年の本屋大賞にもノミネート
された。水戸市内の書店員は「昨年九月の発売当初は村上春樹さんの小説のよう
に売れた。今でも根強い人気がある」。

　推進協議会長には商議所の和田祐之介会頭が就く予定。光圀と縁の深い水戸市
や常陸太田市、那珂市のほか、観光商工など約三十団体が加わり、今後も協力団
体を募る考えだ。光圀伝を出版した角川書店もオブザーバーとして参加し、高橋
靖水戸市長は「行政も一体になって取り組みたい」と後押しする。

　署名活動は三月から始まり、既に二千人分が集まっている。当面は三十万人を
目指し、その間も繰り返しＮＨＫに要望する。

　ただ、大河ドラマ化の道のりは険しい。ＮＨＫによると、要望が寄せられた歴
史上の人物は全国で約三十人おり、地元知事らの訪問も盛んだ。その割に地元の
活動や署名数は「参考にする」程度で、必ずしも決め手にはならないという。

　光圀と同じ時代を生き、高遠藩主や会津藩主を務め、将軍を補佐した保科正之。
その「大河ドラマをつくる会」（事務局・長野県伊那市観光協会）は、福島県や
新宿区と連携して五十一万人分の署名（重複含む）を集め、十一回もＮＨＫを訪
れた。会の設立から九年近くがたつ。

　会員の一人は「明暦の大火の際、正之公は庶民救済に尽力した。東日本大震災
後の大河ドラマにふさわしい」と話すが、今年は同じ会津ゆかりの新島八重が主
人公だった。「寝耳に水で、心がくじけそう。メンバーも高齢化している」と心
境は複雑ながらも「百万人分の署名を集める」と諦めてはいない。

　一方、始めたばかりの水戸商議所も「ドラマ化の動きを地域振興に生かし、茨
城県の観光客を増やしたい。協力者をどんどん増やす」と前向きだ。ＴＢＳドラ
マで諸国を漫遊した「黄門さま」のファンも味方につけ、活動が全国に広がるこ
とを期待している。

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看準NHK大河劇振興地方觀光產業的影響力，
茨城縣水戸市、常陸太田市、那珂市的工商團體正積極募集30萬個聯署書，
打算推薦拍攝當地的歷史人物－第二代水戸藩主"徳川光圀(音同"國")"的生平故事，
由作家"冲方丁"的漫畫及小說「光圀伝」改編，
而非TBS偏史的長壽劇「水戸黄門」。

相關活動可參閱：https://www.facebook.com/mitsukuniden



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