坂上二郎故郷・鹿児島の方言に５０年ぶり挑戦 - 日本

坂上二郎「夢は紅白」　映画で故郷・鹿児島の方言に５０年ぶり挑戦

　俳優の坂上二郎（７３）が映画「北辰斜めにさすところ」（神山征二郎監督、２２日
公開）に出演。出身地・鹿児島の方言を流ちょうに披露している。

　坂上は、野球部創部１００年記念試合の開催のために奔走する同窓会幹事長役。鹿児
島を離れて約５０年。久々の鹿児島弁に「忘れていちゃってさ。（方言への）懐かしさ
よりも、とちっちゃって…。自分の間違えが気になって難しかったよ」と苦笑い。真夏
の撮影で過酷を極めたが「“用意スタート”って言われるとさ、気合が入るもの。映画
はイイね」と振り返る。

　０３年９月に脳梗塞（こうそく）を患った。現在も手足のマッサージ、言葉のトレー
ニングなど週に１度のリハビリを欠かさない。体調を考慮し、２年前からは生活の拠点
を栃木・那須に移した。「空気はきれいだし、静かで良い所ですよ」自然に囲まれ、マ
イペースで仕事との両立を図っている。

　歌手を目指して上京したこともあり、今でも歌への思い入れは強い。「歌が忘れられ
ない。歌で勝負したいよね。夢は紅白！」と意欲は尽きない。今年は盟友・萩本欽一（
６６）の「２４時間テレビ」でのマラソン姿に刺激を受けた。「夢は持ち続けることが
大事」坂上の挑戦は終わらない。


（2007年12月1日06時00分 スポーツ報知）

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20071201-OHT1T00039.htm

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