渡部篤郎初執導作品。 - 日本

渡部篤郎監督初作品、東京国際映画祭でベール脱ぐ


　俳優、渡部篤郎（４０）と女優、高岡早紀（３５）が新作映画で強力タッグを組むこ
とが１２日、分かった。渡部が原案、出演、初監督を務める映画「コトバのない冬」（
公開日未定）に高岡が主演。第２１回東京国際映画祭（１０月１８日開幕）のコンペテ
ィション部門への正式出品も決定し、日本映画界最大の祭典でベールを脱ぐことになっ
た。

　今作は北海道・由仁町を舞台に、生まれつき言葉を話せない男性（渡部）と、落馬事
故で突如記憶を失った女性（高岡）の切ない恋を描く。

　「監督業が長年の夢だった」という渡部が原案から着手。主演女優には「即興劇に近
い形での撮影に、柔軟に対応できる人」というこだわりを持ち、高岡に白羽の矢を立て
た。

　２人は映画「橋のない川」（平成４年）や、日本テレビ系「ストーカー　逃げきれぬ
愛」（９年）などで共演。渡部は「幅広い演技力を持ち、ベーシックからコミカルまで
何でも柔軟に対応できる、非常に優秀な方」と熱烈オファー。これを高岡が快諾した。

　撮影は冬の北海道で行われた。１カットごとに何度も打ち合わせを重ね、渡部が想像
する世界観を、高岡はＮＧを出すことなく見事に表現しきったという。

　そして、完成作は東京国際映画祭のコンペティション部門への出品が決定。最高賞の
「東京サクラグランプリ」を競う１５作品の中にノミネートされることになった。

　日本最大の映画祭での初披露に渡部は、「大変光栄。美しい日常に存在する心の中の
はかなさと憂いを描きました。すてきな出演者とスタッフに支えられました」と感慨深
げ。

　高岡は「長い時間をかけて作り上げた作品。渡部監督とは何度も共演しているので現
場での雰囲気も良かった」と撮影時をしみじみと振り返っている。実力派の強力タッグ
で、最高賞獲得となるだろうか。共演は広田レオナ（４５）、鈴木一真（３９）ら。

2008.9.13 05:06
http://www.sanspo.com/geino/news/080913/gnj0809130433016-n1.htm


渡部篤郎原案、執導、演出的電影「コトバのない冬」，

為第 21 屆東京影展（10/18）15 部參賽作之一。

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