天正11年(1583)秋、茶々(宮沢りえ)への恋心を募らせる秀吉(岸谷五朗)は、突如、江(
上野樹里)を嫁に出すと告げる。秀吉は、茶々を我がものにするため江が邪魔だったの
だ。
秀吉は着々と、織田家ゆかりの尾張大野城の城主・佐治一成(平岳大)との縁組を進め
るが、これにはある思惑があった。一成は、伊勢随一の水軍を持つ武将で、織田信雄(
山崎裕太)の家臣。信雄は、家康(北大路欣也)と手を結び、打倒秀吉の戦準備を始めて
いた。そのため、江を佐治家に嫁がせることで、信雄から一成を離反させ、伊勢の水軍
を羽柴家のものにするねらいがあった。
その思惑に気づいたおね(大竹しのぶ)は大反対。三姉妹も秀吉の勝手な行いに憤慨し
、茶々は代わりに自分が嫁に行くと秀吉に詰め寄る。戸惑う秀吉は、この婚姻は、夢枕
に立った信長の遺志であり、江が嫁に行くことで信雄との戦が防げると言い放つ。これ
はせっぱ詰まった秀吉の言い逃れだったが、その言葉が江の心を揺るがしていく。
江は悩んだ末、茶々に手を出さないよう秀吉に約束させ、嫁入りを受け入れる。やが
て、茶々と初(水川あさみ)と別れ、尾張大野城へと向かった江は、一成と対面するが…
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