『SweetRain死神の精度』完成報告記者会見一問一答 - 日本

By Wallis
at 2008-01-31T20:54
at 2008-01-31T20:54
Table of Contents
1月27日(日)東京国際フォーラムホールD
出席者:金城武、小西真奈美、富司純子、筧(かけひ)昌也監督
司会:杉上さちえ(日本テレビ)
予告編上映後、記者会見へ
金城:みなさん、こんにちは。死神の千葉です。今日は記者会見に来てくださってあり
がとうございます。よろしくお願いします。
小西:藤木一恵役の小西真奈美です。今日はたくさんの方にお集まりいただいてありが
とうございます。撮影がだいぶ前に終わったんですが、撮影の初日のシーンが金城さん
とは全くかみあっていなくて(ちがう意味ではないんですけど、笑)そのかみあってい
ない具合が不思議なかんじにこの作品を希望的な方向に持っていってくれている。見て
くださる方々に深い感動をしてもらえる作品だなと思っていますので、みなさまよろし
くお願いします。
富司:みなさま、こんにちは。富司純子です。美容室の一恵、若い一恵ちゃんからずい
ぶん年をとった一恵をやらせていただきました。とっても楽しい撮影時間を過ごさせて
いただいた作品です。どうぞよろしくお願いします。
筧:皆さん、はじめまして。脚本・監督を務めました筧です。初めての長編映画という
だけでなく、これだけの大きな規模の公開と作品自体の規模の大きさの監督をさせてい
ただいて光栄に思ってます。この記者会見も全く初めてなので、世の中にこんなにカメ
ラあんのか(会場笑)っていうぐらいまぶしくて。
司会:この作品は昨年の5月~7月末にかけて撮影されたと伺ったんですが、皆さまに撮
影場所でのエピソード、思い出に残っていることがございましたら教えていただきたい
と思います。
金城:伊坂さんのこの死神の精度、死神千葉が現われると必ず雨が降ると。そういうの
もあっていろんなシーンの中には常に雨が、雨の存在があるのですが、雨を狙ってのた
ぶん、5月、梅雨狙いで撮ったんですけど、あいにくあんまり降ってくれなくて、で、
常に雨降らせる機材が常にそばにあって今日は現場に行ってみて「あ、だめだな、今日
は」って言ったらもうすぐに雨を降らせる仕込みを始める。雨を降らせるのに「待った
な」っていうのが一番印象に。
小西:私も雨のシーンがすごく印象的で、私が撮影にかかわるものはほとんど晴れると
いうか、晴れ女の要素を持っているので、現場に行ったとき申し訳ないなと思いながら
(笑)ほんとにこんなにも雨を願うシーンを日々撮らせていただくのが初めてでした。
ただ、もちろんそのままの場合もあるんですけどちっとも降らないときは雨を降らせる
ことが何度もあったんですがこの雨がほんとに作品の中でとても印象的に描かれている
のでとても素晴らしい作品だなと思っています。
富司:ロケ現場のロケセットだったんですけど、美容室の。ほんとにロケの前日に下見
に行ったんですけどその美容室のセットの一軒家がもうほんとに素晴らしく後ろとかも
写らないだろう所まできちっとできあがってて本当のときにこう心をつかまれたという
か、あ、こんなすてきな、きちんと作ってくださって凄いなと。
筧:映画が3章構成の映画でして、全章ともかかわっているのが僕と金城さんで、小西
さん1章目、富司さんは3章目ということで。ずっとまあべったりと金城さんといたん
ですが。僕は初めての長編映画を撮るということで、作品ていうか脚本に対する皆さん
の、お三方のキャラクター作りの考え方の深さというのに日々感動していました。今ま
でのそういったシステム、意図的なくとっていた、僕が書いた音楽など。
1人1人皆さんのキャラクター作りに関しては打ち合わせのときに2,3度お会いした中で
印象的だったのが昭和にどんな髪型にしようかということで自分ではイメージがパッと
いうのがあったんですが、それをいい意味で覆していただく髪型を提案されて感動した
のと、それから小西さん初日のシーンから非常に雰囲気藤木一恵像というものをしっか
り作られてきていて僕もほんとに自分が書いた脚本にもかかわらずここまでは考えてな
かったと自分の力を感じつつも感動したという。
毎日毎日全シーン、千葉役の金城さんとは「お芝居をどういう風にして、どういう千葉
にしよう」と、金城さんは一主演俳優であるとともに、クリエイターというか作り手を
たてた形でいろんなアイデアを出していただいたので、毎日毎日一緒に話していて僕は
全部がそういう密度の濃い時間を過ごせたと思います
Q:特異な死神役ということで今まで金城さんが抱いていた死神に対するイメージと、ま
た死神を演じるにあたってどんな役作りをしたかをお聞かせ下さい。
金城:うーん、そうですね。死神を演じるっていわれるよりは、小説を読んでもらえれ
ば、伊坂さんの小説を読んで、この中の死神千葉役、その時にはもういういわゆるマン
ガで描かれる、カマを持ったがい骨というかそういうイメージもなかったから伊坂さん
の言われる死神千葉っていう死神がユニークで。その時にはそういうイメージだったの
であんまりそのギャップ感がなかったですね。違うじゃん、これはっていう気持ちはな
くてそれをどういう風に、台本は書かれるんだろうなって思っていました。
Q:ミュージックがいろんな所に流れていたと思うんですが、実際に撮影現場ではどんな
ミュージックを聴いていたのか教えて下さい。
金城:映画の中に?(って意味で?)
Q:ヘッドホンしてるシーンの中に。
金城:あれはここはたぶん日本映画のすばらしいところだと思うんですけど、あの時代
の音楽が流れてました。僕も聴いたこと無い。
Q:具体的にどなたの曲?
金城:僕もわかんないんですよ。ただでもこれはいつの時代の、もう覚えてないんです
けどこういう感じだよと聞かせてもらってでもほんとは音がもれちゃうから消してくだ
さいっていう。でもそこまで気を遣って物を作ってるのはすごいなっていう。
Q:80年代のミュージック?
金城:はい。
筧:コンピレーション、コンピレーションアルバム。80年代後半~90年代セレクション
みたいなのを用意しました。
Q:具体的に誰のとか?
筧:80年代、、僕も77年生まれなのでまだ10年代。
金城:見たことないけどなつかしい感じ。
筧:荒井由実、尾崎豊、、このへんが入ってた気がします。だいぶ前なので記憶が曖昧
ですが。芝居のノリというかスタッフの判断か、千葉は別にジャンル関係ナシなので、
「ここはこういうノリで」っていうのは一応伝えましたけど。
司会:小西さんは聴かれていた曲は?
小西:私も80年代のものを聴かせていただいたりとか、あとはスタッフさんがその時代
のものをということで洋楽を含めいろいろ現場に持ってきてくださったりしたものを貸
していただいて一恵の気持ちになったりとか。。
司会:富司さんはミュージックは?
富司:私の中に音楽はないですね
司会:待ち時間とか音楽は?
富司:カットの練習、ハサミの練習を」(会場笑)
Q:小西さんに質問なのですが、特別な声の持ち主という役柄に対して気をつけた点は
?
小西:特に声をすごく重要視して演じてしまうと、声だけで芝居をしているみたいなこ
とになるのもと思ったので、そこはなるべく感情ありきで気持ちでやっていたんですけ
ども。「あなたの声が欲しい」って言われて「声」っていう台詞がありまして、現場で
監督と何度も話しながらたとえばもうちょっと声というものに対して声に重きを置くよ
うな言い方をしてみたりもうちょっとフラットに言ってみたりということも現場でしま
したし、「雨」の音があったっていうのもそこは監督の中でもこだわりがあってちょっ
とまた何回か撮ってみたりということはありました。
Q:金城さんは映画でも取材でも抜群のユーモアのセンスを披露されているんですが、
今回の撮影で2人から見てシーン以外でも金城さんの意外な一面、おちゃめな一面があ
ったらエピソードなど聞かせてください。また、富司さんの髪をカットするシーンが素
人ではないようなかんじだったのですがその技術を習得はどうされたのか?
小西:先ほど少しお話させていただいたんですが、金城さんと会話をたくさん話すシー
ンは多くない中のいちばん最初に出会って会話を長めにするシーンがたまたま撮影で初
めてというシーンで、話していたときになんだかこういい意味で離れていない感じとう
いのがこの2人の雰囲気を作っていくし、藤木一恵が不幸なことがある状況が死神から
見たら、違う視点から見たらそうではなかったりっていうちょっとくすっと笑っている
っていうところがこの作品でとても大切だなと思っていまして、でもそれを狙っていく
というのはなかなか難しいと思ったんですけれども、お互いになんの話し合いもせずに
そのシーンを初めて言葉を発したときにほんとにうまい具合にかみあってなくてそれが
ほんとにおもしろくてい作品になるなという気持ちになりました。
それ以降も2人で会話をするシーンとかは金城さんが現場でいろんなアドバイスを下さ
ってこう動いてみようとか、それに対して私はこうしてみたりとか出来たのは心地よか
ったし、ユーモアたくさん持っていらっしゃるいろんなアイデアを持ってらっしゃる方
っていうのは現場に行くたびに感じました。
富司:この映画に入る前に金城さんの映画見させていただいたらすごいよくて、会って
みたらやっぱり好きな人だなという思いと、美容室で金城さんのシャンプーするシーン
があったんですけど、まあ嘘でも気持ち良いって言ってくださったので(笑)、良い人
だなと思いました。あとカットですけど、最初美容学校でカットを教わって、2回ぐら
い行きつけの六本木のお店通って、、親指しか動かしちゃいけない、それと腕の角度も
タンゴを踊るような格好でやっていくのがかっこいいとか教わったり、他の人のカット
を見たりして腱鞘炎になったぐらい練習しましたけれど、それが画面に出ていればうれ
しいんですけど、そんな感じでした。
司会:ありがとうございました。ユーモアのセンス抜群と言われて金城さんいかがです
か?
金城:自分のユーモアをほめてくださってありがとうございます。僕自身は、けっこう
おもしろいシーンだったらどうしたらおもしろくなるのかなっていつも止めてくれない
と、どんどんあっちこっち考えちゃうので、そういう意味では嫌いじゃないですね。ぜ
んぜんもっと違うこと考える方が楽しいって逆にそれでサプライズになる方が楽しいの
かなって気持ちがあるんで、現場でもコインランドリーのシーンでは僕なんかアイデ
ア出したけど使われなくて・・笑。そんなのもありますね。そんな抜群ではないです。
司会:そのアイデアはどんなものだったんですか?
金城:いやー、笑
Q:7日後に死んでしまうとわかったらどのような毎日を過ごしたいと思いますか?会い
たい人たちとかどんなものを食べたいとかありますか?
富司:普通がいい。あるがまま。今でも毎日が幸せだから。特別にって思わないですね
。ただ金城さんのような素敵な死神が来てくれればいつでもwelcomeです。笑
金城:今だったら正直映画入っているのでちょっと困るからって交渉してみますね。そ
れでもだめだったらとりあえず関係者、プロデューサーさんたち呼んでこういうことだ
から早く代役探した方がいいよってちゃんと迷惑かけないように伝えて、残った時間は
友だちと食事したり親のそばに帰って親と一緒にいて親孝行しているかな。
小西:私も自分のために何かをというよりはたぶん仕事の仲間なり友だち、家族のとこ
ろにちょっと事情があってこういうことなんでということで今までありがとうとなんか
手土産を持ってお礼参りでもしようかと思います。
『Sweet Rain 死神の精度』
3月22日(土)丸の内プラゼール他全国ロードショー!
公式サイト:http://www.shinigaminoseido.jp/
ワーナー・ブラサース映画配給
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轉載自http://www.east-01.com/7728.html#more-7728
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出席者:金城武、小西真奈美、富司純子、筧(かけひ)昌也監督
司会:杉上さちえ(日本テレビ)
予告編上映後、記者会見へ
金城:みなさん、こんにちは。死神の千葉です。今日は記者会見に来てくださってあり
がとうございます。よろしくお願いします。
小西:藤木一恵役の小西真奈美です。今日はたくさんの方にお集まりいただいてありが
とうございます。撮影がだいぶ前に終わったんですが、撮影の初日のシーンが金城さん
とは全くかみあっていなくて(ちがう意味ではないんですけど、笑)そのかみあってい
ない具合が不思議なかんじにこの作品を希望的な方向に持っていってくれている。見て
くださる方々に深い感動をしてもらえる作品だなと思っていますので、みなさまよろし
くお願いします。
富司:みなさま、こんにちは。富司純子です。美容室の一恵、若い一恵ちゃんからずい
ぶん年をとった一恵をやらせていただきました。とっても楽しい撮影時間を過ごさせて
いただいた作品です。どうぞよろしくお願いします。
筧:皆さん、はじめまして。脚本・監督を務めました筧です。初めての長編映画という
だけでなく、これだけの大きな規模の公開と作品自体の規模の大きさの監督をさせてい
ただいて光栄に思ってます。この記者会見も全く初めてなので、世の中にこんなにカメ
ラあんのか(会場笑)っていうぐらいまぶしくて。
司会:この作品は昨年の5月~7月末にかけて撮影されたと伺ったんですが、皆さまに撮
影場所でのエピソード、思い出に残っていることがございましたら教えていただきたい
と思います。
金城:伊坂さんのこの死神の精度、死神千葉が現われると必ず雨が降ると。そういうの
もあっていろんなシーンの中には常に雨が、雨の存在があるのですが、雨を狙ってのた
ぶん、5月、梅雨狙いで撮ったんですけど、あいにくあんまり降ってくれなくて、で、
常に雨降らせる機材が常にそばにあって今日は現場に行ってみて「あ、だめだな、今日
は」って言ったらもうすぐに雨を降らせる仕込みを始める。雨を降らせるのに「待った
な」っていうのが一番印象に。
小西:私も雨のシーンがすごく印象的で、私が撮影にかかわるものはほとんど晴れると
いうか、晴れ女の要素を持っているので、現場に行ったとき申し訳ないなと思いながら
(笑)ほんとにこんなにも雨を願うシーンを日々撮らせていただくのが初めてでした。
ただ、もちろんそのままの場合もあるんですけどちっとも降らないときは雨を降らせる
ことが何度もあったんですがこの雨がほんとに作品の中でとても印象的に描かれている
のでとても素晴らしい作品だなと思っています。
富司:ロケ現場のロケセットだったんですけど、美容室の。ほんとにロケの前日に下見
に行ったんですけどその美容室のセットの一軒家がもうほんとに素晴らしく後ろとかも
写らないだろう所まできちっとできあがってて本当のときにこう心をつかまれたという
か、あ、こんなすてきな、きちんと作ってくださって凄いなと。
筧:映画が3章構成の映画でして、全章ともかかわっているのが僕と金城さんで、小西
さん1章目、富司さんは3章目ということで。ずっとまあべったりと金城さんといたん
ですが。僕は初めての長編映画を撮るということで、作品ていうか脚本に対する皆さん
の、お三方のキャラクター作りの考え方の深さというのに日々感動していました。今ま
でのそういったシステム、意図的なくとっていた、僕が書いた音楽など。
1人1人皆さんのキャラクター作りに関しては打ち合わせのときに2,3度お会いした中で
印象的だったのが昭和にどんな髪型にしようかということで自分ではイメージがパッと
いうのがあったんですが、それをいい意味で覆していただく髪型を提案されて感動した
のと、それから小西さん初日のシーンから非常に雰囲気藤木一恵像というものをしっか
り作られてきていて僕もほんとに自分が書いた脚本にもかかわらずここまでは考えてな
かったと自分の力を感じつつも感動したという。
毎日毎日全シーン、千葉役の金城さんとは「お芝居をどういう風にして、どういう千葉
にしよう」と、金城さんは一主演俳優であるとともに、クリエイターというか作り手を
たてた形でいろんなアイデアを出していただいたので、毎日毎日一緒に話していて僕は
全部がそういう密度の濃い時間を過ごせたと思います
Q:特異な死神役ということで今まで金城さんが抱いていた死神に対するイメージと、ま
た死神を演じるにあたってどんな役作りをしたかをお聞かせ下さい。
金城:うーん、そうですね。死神を演じるっていわれるよりは、小説を読んでもらえれ
ば、伊坂さんの小説を読んで、この中の死神千葉役、その時にはもういういわゆるマン
ガで描かれる、カマを持ったがい骨というかそういうイメージもなかったから伊坂さん
の言われる死神千葉っていう死神がユニークで。その時にはそういうイメージだったの
であんまりそのギャップ感がなかったですね。違うじゃん、これはっていう気持ちはな
くてそれをどういう風に、台本は書かれるんだろうなって思っていました。
Q:ミュージックがいろんな所に流れていたと思うんですが、実際に撮影現場ではどんな
ミュージックを聴いていたのか教えて下さい。
金城:映画の中に?(って意味で?)
Q:ヘッドホンしてるシーンの中に。
金城:あれはここはたぶん日本映画のすばらしいところだと思うんですけど、あの時代
の音楽が流れてました。僕も聴いたこと無い。
Q:具体的にどなたの曲?
金城:僕もわかんないんですよ。ただでもこれはいつの時代の、もう覚えてないんです
けどこういう感じだよと聞かせてもらってでもほんとは音がもれちゃうから消してくだ
さいっていう。でもそこまで気を遣って物を作ってるのはすごいなっていう。
Q:80年代のミュージック?
金城:はい。
筧:コンピレーション、コンピレーションアルバム。80年代後半~90年代セレクション
みたいなのを用意しました。
Q:具体的に誰のとか?
筧:80年代、、僕も77年生まれなのでまだ10年代。
金城:見たことないけどなつかしい感じ。
筧:荒井由実、尾崎豊、、このへんが入ってた気がします。だいぶ前なので記憶が曖昧
ですが。芝居のノリというかスタッフの判断か、千葉は別にジャンル関係ナシなので、
「ここはこういうノリで」っていうのは一応伝えましたけど。
司会:小西さんは聴かれていた曲は?
小西:私も80年代のものを聴かせていただいたりとか、あとはスタッフさんがその時代
のものをということで洋楽を含めいろいろ現場に持ってきてくださったりしたものを貸
していただいて一恵の気持ちになったりとか。。
司会:富司さんはミュージックは?
富司:私の中に音楽はないですね
司会:待ち時間とか音楽は?
富司:カットの練習、ハサミの練習を」(会場笑)
Q:小西さんに質問なのですが、特別な声の持ち主という役柄に対して気をつけた点は
?
小西:特に声をすごく重要視して演じてしまうと、声だけで芝居をしているみたいなこ
とになるのもと思ったので、そこはなるべく感情ありきで気持ちでやっていたんですけ
ども。「あなたの声が欲しい」って言われて「声」っていう台詞がありまして、現場で
監督と何度も話しながらたとえばもうちょっと声というものに対して声に重きを置くよ
うな言い方をしてみたりもうちょっとフラットに言ってみたりということも現場でしま
したし、「雨」の音があったっていうのもそこは監督の中でもこだわりがあってちょっ
とまた何回か撮ってみたりということはありました。
Q:金城さんは映画でも取材でも抜群のユーモアのセンスを披露されているんですが、
今回の撮影で2人から見てシーン以外でも金城さんの意外な一面、おちゃめな一面があ
ったらエピソードなど聞かせてください。また、富司さんの髪をカットするシーンが素
人ではないようなかんじだったのですがその技術を習得はどうされたのか?
小西:先ほど少しお話させていただいたんですが、金城さんと会話をたくさん話すシー
ンは多くない中のいちばん最初に出会って会話を長めにするシーンがたまたま撮影で初
めてというシーンで、話していたときになんだかこういい意味で離れていない感じとう
いのがこの2人の雰囲気を作っていくし、藤木一恵が不幸なことがある状況が死神から
見たら、違う視点から見たらそうではなかったりっていうちょっとくすっと笑っている
っていうところがこの作品でとても大切だなと思っていまして、でもそれを狙っていく
というのはなかなか難しいと思ったんですけれども、お互いになんの話し合いもせずに
そのシーンを初めて言葉を発したときにほんとにうまい具合にかみあってなくてそれが
ほんとにおもしろくてい作品になるなという気持ちになりました。
それ以降も2人で会話をするシーンとかは金城さんが現場でいろんなアドバイスを下さ
ってこう動いてみようとか、それに対して私はこうしてみたりとか出来たのは心地よか
ったし、ユーモアたくさん持っていらっしゃるいろんなアイデアを持ってらっしゃる方
っていうのは現場に行くたびに感じました。
富司:この映画に入る前に金城さんの映画見させていただいたらすごいよくて、会って
みたらやっぱり好きな人だなという思いと、美容室で金城さんのシャンプーするシーン
があったんですけど、まあ嘘でも気持ち良いって言ってくださったので(笑)、良い人
だなと思いました。あとカットですけど、最初美容学校でカットを教わって、2回ぐら
い行きつけの六本木のお店通って、、親指しか動かしちゃいけない、それと腕の角度も
タンゴを踊るような格好でやっていくのがかっこいいとか教わったり、他の人のカット
を見たりして腱鞘炎になったぐらい練習しましたけれど、それが画面に出ていればうれ
しいんですけど、そんな感じでした。
司会:ありがとうございました。ユーモアのセンス抜群と言われて金城さんいかがです
か?
金城:自分のユーモアをほめてくださってありがとうございます。僕自身は、けっこう
おもしろいシーンだったらどうしたらおもしろくなるのかなっていつも止めてくれない
と、どんどんあっちこっち考えちゃうので、そういう意味では嫌いじゃないですね。ぜ
んぜんもっと違うこと考える方が楽しいって逆にそれでサプライズになる方が楽しいの
かなって気持ちがあるんで、現場でもコインランドリーのシーンでは僕なんかアイデ
ア出したけど使われなくて・・笑。そんなのもありますね。そんな抜群ではないです。
司会:そのアイデアはどんなものだったんですか?
金城:いやー、笑
Q:7日後に死んでしまうとわかったらどのような毎日を過ごしたいと思いますか?会い
たい人たちとかどんなものを食べたいとかありますか?
富司:普通がいい。あるがまま。今でも毎日が幸せだから。特別にって思わないですね
。ただ金城さんのような素敵な死神が来てくれればいつでもwelcomeです。笑
金城:今だったら正直映画入っているのでちょっと困るからって交渉してみますね。そ
れでもだめだったらとりあえず関係者、プロデューサーさんたち呼んでこういうことだ
から早く代役探した方がいいよってちゃんと迷惑かけないように伝えて、残った時間は
友だちと食事したり親のそばに帰って親と一緒にいて親孝行しているかな。
小西:私も自分のために何かをというよりはたぶん仕事の仲間なり友だち、家族のとこ
ろにちょっと事情があってこういうことなんでということで今までありがとうとなんか
手土産を持ってお礼参りでもしようかと思います。
『Sweet Rain 死神の精度』
3月22日(土)丸の内プラゼール他全国ロードショー!
公式サイト:http://www.shinigaminoseido.jp/
ワーナー・ブラサース映画配給
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轉載自http://www.east-01.com/7728.html#more-7728
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