江戸川乱歩の「陰獣」がフランスで映画化されることになった。「INJU」のタ
イトルで、「運命の逆転」などで知られるバルベ・シュロデール監督(66)がメガ
ホンを取り、ほとんどを日本で撮影。「バベル」にも出演した原田佳奈(25)がオ
ーディションで役を射止めた。関係者は来年のカンヌ国際映画祭への出品を視野に入
れており、原田にとっても飛躍の1本となりそうだ。
東京女子大卒業後の04年、「私を主演に映画を撮って下さい」と国内外の映画監
督に売り込みをかけ、“就活女優”として話題を呼んだ原田が大きなステップを踏む。
7月に「芸子」役を決めるオーディションが日本で行われ、見事に合格。「浴衣を着
て行ったんですけど、印象が役に近かったのかな?あとで監督にも“キュートだった
よ”と言われました」と笑顔を見せた。実年齢より9歳も若い16歳という設定にも
「自分でもイケてると思いますよ」と自信を示した。
「陰獣」は乱歩が1928年(昭3)に雑誌「新青年」に発表。探偵小説家が博物
館で出会った美しい人妻から「脅迫を受けている」と相談される。うなじからのぞく
人妻の背中にはムチで打たれたようなミミズ腫れ。深入りしていくうちに小説家は迷
宮に誘われ…といった展開。今作では、自著のPRのために来日したフランス人の探
偵小説家が主人公となり、人妻の設定が「京都で出会った芸者」に代わる。
01年に「ピアニスト」でカンヌ映画祭主演男優賞を受賞したブノワ・マジメル
(33)が主演し、ヒロインの芸者役にはフランス語に堪能なパリ在住の日本人を
オーディションで選考。原田はその芸者と行動をともにする芸子役で登場する。
米アカデミー賞の監督賞候補になった「運命の逆転」(90年)やカンヌ出品作
「バーフライ」(87年)などで国際的に高い評価を受けるシュロデール監督の新作
だけに世界公開も確実。来年公開の「最後の早慶戦」でもヒロイン役に起用されるな
ど波に乗る原田が一気に国際派の階段を駆け上がる。
?露、英、台でも人気?「陰獣」は77年に「緋牡丹博徒 お竜参上」などで知られ
る故加藤泰監督が松竹で映画化。あおい輝彦(59)と香山美子(63)が主演した。
また故天知茂さんの主演で77年から85年までテレビ朝日で放送された「乱歩の美
女シリーズ」でも「妖(あや)しい傷あとの美女」のタイトルでドラマ化されたこと
もある。乱歩小説は英国、ロシア、台湾などでも翻訳されているが、とりわけ人気な
のがフランス。「陰獣」のほか「黒蜥蜴(とかげ)」「盲獣」などが読まれている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071123-00000049-spn-ent
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イトルで、「運命の逆転」などで知られるバルベ・シュロデール監督(66)がメガ
ホンを取り、ほとんどを日本で撮影。「バベル」にも出演した原田佳奈(25)がオ
ーディションで役を射止めた。関係者は来年のカンヌ国際映画祭への出品を視野に入
れており、原田にとっても飛躍の1本となりそうだ。
東京女子大卒業後の04年、「私を主演に映画を撮って下さい」と国内外の映画監
督に売り込みをかけ、“就活女優”として話題を呼んだ原田が大きなステップを踏む。
7月に「芸子」役を決めるオーディションが日本で行われ、見事に合格。「浴衣を着
て行ったんですけど、印象が役に近かったのかな?あとで監督にも“キュートだった
よ”と言われました」と笑顔を見せた。実年齢より9歳も若い16歳という設定にも
「自分でもイケてると思いますよ」と自信を示した。
「陰獣」は乱歩が1928年(昭3)に雑誌「新青年」に発表。探偵小説家が博物
館で出会った美しい人妻から「脅迫を受けている」と相談される。うなじからのぞく
人妻の背中にはムチで打たれたようなミミズ腫れ。深入りしていくうちに小説家は迷
宮に誘われ…といった展開。今作では、自著のPRのために来日したフランス人の探
偵小説家が主人公となり、人妻の設定が「京都で出会った芸者」に代わる。
01年に「ピアニスト」でカンヌ映画祭主演男優賞を受賞したブノワ・マジメル
(33)が主演し、ヒロインの芸者役にはフランス語に堪能なパリ在住の日本人を
オーディションで選考。原田はその芸者と行動をともにする芸子役で登場する。
米アカデミー賞の監督賞候補になった「運命の逆転」(90年)やカンヌ出品作
「バーフライ」(87年)などで国際的に高い評価を受けるシュロデール監督の新作
だけに世界公開も確実。来年公開の「最後の早慶戦」でもヒロイン役に起用されるな
ど波に乗る原田が一気に国際派の階段を駆け上がる。
?露、英、台でも人気?「陰獣」は77年に「緋牡丹博徒 お竜参上」などで知られ
る故加藤泰監督が松竹で映画化。あおい輝彦(59)と香山美子(63)が主演した。
また故天知茂さんの主演で77年から85年までテレビ朝日で放送された「乱歩の美
女シリーズ」でも「妖(あや)しい傷あとの美女」のタイトルでドラマ化されたこと
もある。乱歩小説は英国、ロシア、台湾などでも翻訳されているが、とりわけ人気な
のがフランス。「陰獣」のほか「黒蜥蜴(とかげ)」「盲獣」などが読まれている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071123-00000049-spn-ent
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