報知映画賞・最優秀作品賞 - 日本

周防監督３度目最多「今回が一番うれしい」…報知映画賞

　◆第３２回報知映画賞・最優秀作品賞　周防正行監督（５１）の１１年ぶりの新作「
それでもボクはやってない」が、最優秀作品賞と加瀬亮（３３）の最優秀主演男優賞の
２冠に輝いた。

　「シコふんじゃった。」（９２年）、「Ｓｈａｌｌ　ｗｅ　ダンス？」（９６年）に
続いて１１年ぶりの新作「それでもボクはやってない」が最優秀作品賞に輝いた周防監
督は、「今回が一番うれしい」と声を弾ませた。取り調べの実態、当番弁護士のあり方
、裁判官が判決を出す根拠…。取材に３年半をかけ、日本の刑事裁判の実態を知っても
らいたい一念が監督を動かした。

　作品賞３度は、山田洋次監督（７６）と並んで報知映画賞史上最多になったが、数字
にはあまり関心はない。「こういう賞で話題になるのは、まだ見てない人にも見てもら
ういい機会。今回はとにかく頭を下げるから見てもらいたいです」。

　◆それでもボクはやってない　就職活動中のフリーター・金子徹平（加瀬）は面接に
向かう満員電車の中で痴漢の現行犯で逮捕される。一貫して無罪を訴える徹平。ベテラ
ン弁護士・荒川（役所広司）と新米弁護士の須藤（瀬戸朝香）がつき、いよいよ裁判が
始まる。


（2007年11月28日06時00分 スポーツ報知）

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20071128-OHT1T00002.htm

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