富士開局 50 週年紀念電影 - 日本

織田裕二“外交官”で壮大ラブサスペンス！


　俳優、織田裕二（４０）がフジテレビ開局５０周年記念映画「アマルフィ　女神の５
０秒」（来年７月公開、西谷弘監督）に主演することが２４日、分かった。日本人少女
誘拐事件を追う外交官をめぐるラブサスペンス。日本映画初のオールイタリアロケに加
え、歴史あるスタジオ、チネチッタでの撮影が決定した。織田は「今までの日本映画の
枠を超える作品になる」と、“規格外”の大作に武者震いしている。

　数々の話題作、ヒット作を世に送り出し、既存の映画会社をしのぐフィルムメーカー
となったフジテレビが、５０周年の節目に選んだのは、やはり、この男だった。

　物語のはじまりはイタリア・ローマ。クリスマスを目前ににぎわう街中で、日本人の
少女が誘拐された。懲罰ポストを転々とする外交官、黒田は美しい港町アマルフィで事
件の全貌を知る。織田は初の外交官役となる黒田役。事件の謎を追ううち、少女の母親
と恋に落ちてしまう。

　サスペンスとラブストーリー。同作を企画した映画事業局長の亀山千広（５２）、ド
ラマ制作担当局長の大多亮（５０）両プロデューサーそれぞれの、まさに得意分野だ。
歴代実写日本映画の興収ＮＯ・１を誇る「踊る大捜査線２」（１７３．５億円）を含む
同シリーズで織田とコンビを組む亀山氏は「織田君はうちのタイトルホルダー。３年ほ
ど前から、５０年は彼で行きたいと企画を進めてきた」。

　一方、「『踊る』の印象が強い織田君も４０歳。男の色気が出る作品にしたい」と語
るのは、「東京ラブストーリー」で織田をスターダムに押し上げた大多氏。映画「冷静
と情熱のあいだ」のフィレンツェロケで、イタリアの風景が映画にもたらす力を知る大
多氏は今回オールイタリアロケを決め、「イタリアの美しい絵の中で繰り広げられる、
格好いい織田君の大人の恋愛を見てほしい」と女性の心をくすぐる。

　５０周年、織田、ラブサスペンス、イタリアをキーワードに、織田主演の映画「ホワ
イトアウト」の原作者で作家の真保裕一氏（４７）がオリジナル原作を執筆中。来月１
５日のクランクインを前に、脚本は最後の仕上げに入っている。「ぼくが演じる役は、
クールでオシャレでセクシーな男です」と織田。誰よりも自分の変身を楽しみにしてい
る。


★フェリーニ作品生んだスタジオ

　ローマ郊外にある撮影スタジオ「チネチッタ」は１９３６年に設立。巨匠、フェデリ
コ・フェリーニ監督の「８　１／２」「インテルビスタ」や伊映画の名作「道」「自転
車泥棒」を生んだ。「ベン・ハー」をはじめ、最近は「ギャング・オブ・ニューヨーク
」「Ｍ：ｉ：ＩＩＩ」などハリウッド作品も撮影されている。


★共演も豪華メンバー

　少女の母親・矢上紗江子を天海祐希（４１）、日本大使館の研修生に戸田恵梨香（２
０）、紗江子に思いを寄せる商社マンに佐藤浩市（４７）。主要キャストは現地で年を
越し、２月末までの長期滞在となる。ロケはローマのガゼルタ宮殿、スペイン広場、カ
ピトリーノ美術館で行われる。



アマルフィ

　イタリア南西部にあり、１０～１１世紀に栄華を極めた四大海洋都市（ピサ、ジェノ
バ、ベネチア）のひとつ。断崖絶壁の海岸に囲まれ、絶壁に沿うように建物が立ち並ぶ
。イスラム世界との交易で発展し、アラブの影響を残すアマルフィ大聖堂などの建築物
が残る。１３４３年、嵐によって港が壊滅状態となり衰退した。アマルフィ海岸は世界
遺産に登録され、高級リゾート地として有名。ヘラクレスが愛する女性、アマルフィの
死を悲しみ、世界一美しい地に弔ったという神話が残る。


2008.11.25
http://www.sanspo.com/geino/news/081125/gnj0811250506012-n1.htm



織田裕二主演富士電視台開局 50 週年的紀念電影
「アマルフィ　女神の５０秒」，明年 7 月公開，導演西谷弘。

全篇會在義大利、西班牙拍攝。12/15 開鏡。


Cast：織田裕二、天海祐希、戶田惠梨香、佐藤浩市...etc.

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