第33回報知映画賞・導演「橋口亮輔」 - 日本
By Noah
at 2008-11-27T06:32
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橋口監督「作品賞でなく残念。うれしさ半々」…第33回報知映画賞・監督賞
今年の映画賞のトップを切る「第33回報知映画賞」。監督賞には「ぐるりのこと。」
の橋口亮輔監督(46)が獲得した。
国内外で数々の賞に輝き「世界が認める才能」として知られる橋口監督。「ぐるりの
こと。」は6年ぶりの新作だ。「本当を言うと、作品賞ではなくて残念なのと、うれし
いのが半々。たやすい映画ではなかったですから。リリー(フランキー)さんと木村(
多江)さん、おふたりのおかげ」と感謝した。
子供の死を機に、心を病む翔子。一見頼りなげながら、全力で翔子を受け止めるカナ
オ。人と人とのきずなから生まれる希望を描いた同作は、監督自身のうつ経験も生かさ
れた。「うつになった原因も人。生きようとさせてもらったのも人でした。どん底に行
かないと分からなかったけど、見えなかったものが見えてきました」
受賞にはならなかったが、選考ではリリー・フランキー、木村の演技も評価された。
「互いの人生観を分かち合うような話もしました。2人とも自分を投げ出すように臨ん
でくれた」という。
公開後、こんな出来事があった。「カップルで映画を見た女の子が『彼がプロポーズ
してくれました』と言ってくれたんです。その幸せそうな顔が忘れられません。少なく
とも、ひとりの子を幸せにできた、というのがうれしかった」。映画に託したメッセー
ジは確実に伝わっていた。
◆橋口 亮輔(はしぐち・りょうすけ)1962年7月13日、長崎県生まれ。46
歳。89年、ぴあフィルムフェスティバルで8ミリ映画「夕べの秘密」がPFFアワー
ドグランプリに。92年「二十才の微熱」を発表。95年「渚のシンドバッド」はロッ
テルダム国際映画祭、ダンケルク映画祭などでグランプリを獲得。2002年の「ハッ
シュ!」はカンヌ国際映画祭の監督週間部門に出品、52か国で公開されるなど海外で
も高評価を得た。
◆ぐるりのこと。 何事にもきちんとしなければ気が済まない翔子(木村多江)と、
法廷画家の職に就いたカナオ(リリー・フランキー)夫婦を襲う悲劇と再生を描く。舞
台はバブル崩壊後の93年の冬から01年、9・11の米テロにいたる10年間で、カ
ナオが法廷で目にする形で90年代に起こった社会的な大事件が織り込まれる。
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20081127-OHT1T00008.htm
第33屆「報知電影賞」導演賞橋口亮輔「ぐるりのこと」~
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