“クールと滑稽”を自在に操る中島健人 - 日劇
By Emily
at 2021-09-26T07:34
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https://news.yahoo.co.jp/articles/f4d48ed8f40858772259300cd77c16e771f64db9
“クールと滑稽”を自在に操る中島健人 独自の三枚目キャラを確立
中島健人(27才)と小芝風花(24才)がダブル主演を務め、盛況のうちに幕を閉じたド
ラマ『彼女はキレイだった』(カンテレ・フジテレビ系)。韓国の人気ドラマが原作で
、中国でもリメイクされた大ヒット作品とあって、放送を重ねる度に注目を集めていた
が、特にはまり役と話題となっていたのが中島の器用な演技だ。中島の魅力について、
映画や演劇に詳しいライターの折田侑駿さんが解説する。
* * *
とある雑誌編集部を舞台に、中島演じるイケメンエリートと小芝扮する残念女子が巻
き起こすラブコメディを描いたドラマ『彼女はキレイだった』。本作は、2015年に韓国
で放送された同名作品を日本版としてリメイクしたもの。日本でも多くのファンを獲得
している作品のリメイクとなれば高いハードルが生まれるが、原作ファンも納得のドラ
マに仕上がっていたようである。
あらすじはこうだ。幼馴染みの長谷部宗介(中島)との17年ぶりの再会を楽しみにし
ていた佐藤愛(小芝)。しかし再会の日、その場に現れた宗介はいかにもエリート然と
した好青年で、かつての冴えない面影は無くなっていた。一方の愛は、かつての優等生
少女の面影はなく、宗介はあっさりと彼女の真横を通り過ぎてしまう。悲しみに暮れて
いたある日、愛が働くことになった雑誌の編集部の副編集長として宗介が着任すること
になる。真実を言えないまま、宗介との奮闘の日々が始まる。
本作で描かれるのは宗介と愛の関係だが、彼らを中心に四角関係が展開するのも本作
の見どころの一つ。愛の親友・梨沙役として登場する佐久間由衣(26才)は、愛の頼み
で「自分が佐藤愛だ」と偽り宗介の前に現われるも次第に宗介に惹かれていき、友情と
愛情の狭間で揺れる姿を丹念に演じて作品に緊張感を与えていた。また、編集部員の樋
口役を演じた赤楚衛二(27才)も、いつも愛を励ます青年を快活に演じ上げ、作品のト
ーンに弾みをつける好演を残した。
俳優たちの息の合った掛け合いが大きな魅力の本作だが、その中でも特に“クールな二
枚目”と“愛嬌ある三枚目”を自在に操って見せた中島の演技はさすがの一言だった。
彼の新たなハマり役が生まれた印象だ。
中島といえば、そもそも“二枚目と三枚目”という役どころに長けた俳優だ。過去作
を振り返ってみれば明らかだろう。2018年に公開された映画『ニセコイ』では、親の言
いつけによって好きでもない女子と“偽物の恋”をしなければならない高校生を演じた
。乱暴な彼女に翻弄されるシーンはオーバーでコミカルな演技に徹するも、そんな彼女
に対して揺れる心情は細やかな演技で表現していたのが印象に残っている。一年前に放
送されたドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)においては、冷
静で頭脳明晰ながらも、どこか間の抜けた警察学生に扮していたことが記憶に新しい。
いずれの作品でも中島は、クールな一面と滑稽な一面という対照的な役を大胆に披露し
た。もはや彼は、独自の“三枚目キャラ”を確立していると言っても過言ではないよう
に思う。
本作『彼女はキレイだった』もラブコメとあって、“ラブ”の側面には中島の二枚目
な一面が、“コメディ”の側面には三枚目な一面が強く表れていた。梨沙を愛だと信じ
ていた時のセリフの発し方や身のこなしは、どれを取っても絵に描いたような二枚目ぶ
り。対して、ただの部下である愛に少しずつ惹かれていく過程では、ギャグにも見えか
ねないオーバーな挙動で“ニューヨーク帰りのエリート像”を崩し、愛嬌ある三枚目っ
ぷりで多くの視聴者に驚きと笑いをもたらした。
しかし、中島が演じた宗介は、単純に二分化できるものでもないかもしれない。この
物語は、最初は自信のない愛が情熱を注げるものを見つけ、輝いていく姿を通して、宗
介の傲慢な性格も変わっていくさまを描いている。職場の上司としての宗介の顔や、や
がて愛に幼馴染みとして見せる顔、そして愛する存在に向ける顔など、これまでの中島
の出演作の中でも、最も多くの彼の複雑な表情が見られた作品なのではないだろうか。
二枚目と三枚目を自在に操る彼だからこそ為せる、多彩な表現だったように思う。
【折田侑駿】
文筆家。1990年生まれ。映画や演劇、俳優、文学、服飾、酒場など幅広くカバーし、映
画の劇場パンフレットに多数寄稿のほか、映画トーク番組「活弁シネマ倶楽部」ではMC
を務めている。
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友善提醒:
本人僅日檢二級,新聞無法完整翻譯,若有錯也請鞭小力一點。
只是因為我覺得這篇文章說得很有道理,所以想說稍微翻譯一下來推坑一下大家。
她很漂亮演員們合作無間、默契十足的表演是本劇一大魅力,
其中中島健人能在冷酷美男子與可愛的搞笑橋段中自在轉換,很讓人佩服。
過去中島健人也曾在偽戀(電影)和未滿警察中展現這樣的演技。
她很漂亮是戀愛喜劇的調性,戀愛劇要靠俊男支撐、喜劇則少不了搞笑橋段的演出。
對一開始以為梨沙就是小愛的副總編,
和梨沙在一起的橋段每一幕的說話神情乃至肢體動作都像是從畫走出來的,非常帥氣。
但對於自己部門同名同姓的小愛,從一開始覺得她超礙眼到漸漸被她吸引,
這中間的過程有很多誇張的搞笑橋段讓原本副總編紐約歸國菁英的形象漸漸崩壞,
這些喜劇演出反而讓很多觀眾驚訝開心。
但中島健人演出的長谷部宗介,或許無法只用這樣的二分法描述他在劇中展示的演技。
發現本來沒有自信的小愛因為對工作投入熱情而愈發亮眼,
宗介也深受影響漸漸改變自己傲慢的性格。
在職場上身為上司的表情到終於察覺眼前的小愛是青梅竹馬的表情,
以及認知到自己愛上小愛並決定面對的表情,
這或許是他眾多演出作品中,能看見他最多最複雜情感的一部戲也說不定。
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“クールと滑稽”を自在に操る中島健人 独自の三枚目キャラを確立
中島健人(27才)と小芝風花(24才)がダブル主演を務め、盛況のうちに幕を閉じたド
ラマ『彼女はキレイだった』(カンテレ・フジテレビ系)。韓国の人気ドラマが原作で
、中国でもリメイクされた大ヒット作品とあって、放送を重ねる度に注目を集めていた
が、特にはまり役と話題となっていたのが中島の器用な演技だ。中島の魅力について、
映画や演劇に詳しいライターの折田侑駿さんが解説する。
* * *
とある雑誌編集部を舞台に、中島演じるイケメンエリートと小芝扮する残念女子が巻
き起こすラブコメディを描いたドラマ『彼女はキレイだった』。本作は、2015年に韓国
で放送された同名作品を日本版としてリメイクしたもの。日本でも多くのファンを獲得
している作品のリメイクとなれば高いハードルが生まれるが、原作ファンも納得のドラ
マに仕上がっていたようである。
あらすじはこうだ。幼馴染みの長谷部宗介(中島)との17年ぶりの再会を楽しみにし
ていた佐藤愛(小芝)。しかし再会の日、その場に現れた宗介はいかにもエリート然と
した好青年で、かつての冴えない面影は無くなっていた。一方の愛は、かつての優等生
少女の面影はなく、宗介はあっさりと彼女の真横を通り過ぎてしまう。悲しみに暮れて
いたある日、愛が働くことになった雑誌の編集部の副編集長として宗介が着任すること
になる。真実を言えないまま、宗介との奮闘の日々が始まる。
本作で描かれるのは宗介と愛の関係だが、彼らを中心に四角関係が展開するのも本作
の見どころの一つ。愛の親友・梨沙役として登場する佐久間由衣(26才)は、愛の頼み
で「自分が佐藤愛だ」と偽り宗介の前に現われるも次第に宗介に惹かれていき、友情と
愛情の狭間で揺れる姿を丹念に演じて作品に緊張感を与えていた。また、編集部員の樋
口役を演じた赤楚衛二(27才)も、いつも愛を励ます青年を快活に演じ上げ、作品のト
ーンに弾みをつける好演を残した。
俳優たちの息の合った掛け合いが大きな魅力の本作だが、その中でも特に“クールな二
枚目”と“愛嬌ある三枚目”を自在に操って見せた中島の演技はさすがの一言だった。
彼の新たなハマり役が生まれた印象だ。
中島といえば、そもそも“二枚目と三枚目”という役どころに長けた俳優だ。過去作
を振り返ってみれば明らかだろう。2018年に公開された映画『ニセコイ』では、親の言
いつけによって好きでもない女子と“偽物の恋”をしなければならない高校生を演じた
。乱暴な彼女に翻弄されるシーンはオーバーでコミカルな演技に徹するも、そんな彼女
に対して揺れる心情は細やかな演技で表現していたのが印象に残っている。一年前に放
送されたドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)においては、冷
静で頭脳明晰ながらも、どこか間の抜けた警察学生に扮していたことが記憶に新しい。
いずれの作品でも中島は、クールな一面と滑稽な一面という対照的な役を大胆に披露し
た。もはや彼は、独自の“三枚目キャラ”を確立していると言っても過言ではないよう
に思う。
本作『彼女はキレイだった』もラブコメとあって、“ラブ”の側面には中島の二枚目
な一面が、“コメディ”の側面には三枚目な一面が強く表れていた。梨沙を愛だと信じ
ていた時のセリフの発し方や身のこなしは、どれを取っても絵に描いたような二枚目ぶ
り。対して、ただの部下である愛に少しずつ惹かれていく過程では、ギャグにも見えか
ねないオーバーな挙動で“ニューヨーク帰りのエリート像”を崩し、愛嬌ある三枚目っ
ぷりで多くの視聴者に驚きと笑いをもたらした。
しかし、中島が演じた宗介は、単純に二分化できるものでもないかもしれない。この
物語は、最初は自信のない愛が情熱を注げるものを見つけ、輝いていく姿を通して、宗
介の傲慢な性格も変わっていくさまを描いている。職場の上司としての宗介の顔や、や
がて愛に幼馴染みとして見せる顔、そして愛する存在に向ける顔など、これまでの中島
の出演作の中でも、最も多くの彼の複雑な表情が見られた作品なのではないだろうか。
二枚目と三枚目を自在に操る彼だからこそ為せる、多彩な表現だったように思う。
【折田侑駿】
文筆家。1990年生まれ。映画や演劇、俳優、文学、服飾、酒場など幅広くカバーし、映
画の劇場パンフレットに多数寄稿のほか、映画トーク番組「活弁シネマ倶楽部」ではMC
を務めている。
-------------------------------------------------------------------
友善提醒:
本人僅日檢二級,新聞無法完整翻譯,若有錯也請鞭小力一點。
只是因為我覺得這篇文章說得很有道理,所以想說稍微翻譯一下來推坑一下大家。
她很漂亮演員們合作無間、默契十足的表演是本劇一大魅力,
其中中島健人能在冷酷美男子與可愛的搞笑橋段中自在轉換,很讓人佩服。
過去中島健人也曾在偽戀(電影)和未滿警察中展現這樣的演技。
她很漂亮是戀愛喜劇的調性,戀愛劇要靠俊男支撐、喜劇則少不了搞笑橋段的演出。
對一開始以為梨沙就是小愛的副總編,
和梨沙在一起的橋段每一幕的說話神情乃至肢體動作都像是從畫走出來的,非常帥氣。
但對於自己部門同名同姓的小愛,從一開始覺得她超礙眼到漸漸被她吸引,
這中間的過程有很多誇張的搞笑橋段讓原本副總編紐約歸國菁英的形象漸漸崩壞,
這些喜劇演出反而讓很多觀眾驚訝開心。
但中島健人演出的長谷部宗介,或許無法只用這樣的二分法描述他在劇中展示的演技。
發現本來沒有自信的小愛因為對工作投入熱情而愈發亮眼,
宗介也深受影響漸漸改變自己傲慢的性格。
在職場上身為上司的表情到終於察覺眼前的小愛是青梅竹馬的表情,
以及認知到自己愛上小愛並決定面對的表情,
這或許是他眾多演出作品中,能看見他最多最複雜情感的一部戲也說不定。
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By Margaret
at 2021-09-25T12:58
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By Edwina
at 2021-09-27T17:56
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By Edwina
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