報知映画賞・最優秀監督賞-山下敦弘 - 日本

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山下敦弘監督、31歳最年少受賞にビックリ…報知映画賞

 ◆第32回報知映画賞・最優秀監督賞 「天然コケッコー」の山下監督が監督賞を受
賞した。

 山下監督の受賞の喜びの表情は一瞬にして驚きに変わった。山田洋次監督、宮崎駿監
督…巨匠が名を連ねる歴代受賞者を見たからだった。新人監督賞の受賞と勘違いしてい
たようだ。それもそのはず。山下監督は31歳。第10回(85年)からスタートした
監督賞で、当時32歳だった岩井俊二監督(第20回)を抜いて最年少受賞者となった


 「松ヶ根乱射事件」「天然コケッコー」の2作品での受賞。どちらもスローテンポな
がら「松ヶ根─」ではやるせない空気を描きだし、「天然─」では純粋さ、爽(そう)
快感と対照的に描いて見せた。その振幅の広い手腕が認められての評価だ。

 「天然─」は新人賞・夏帆とともに2冠。「役者に賞を取ってほしいと思っていた。
夏帆が(撮影時に)高校生だったら、ああはなっていない。いろんなタイミングがはま
って、今回の作品ができた」。自分のことよりも夏帆の受賞を喜んだ。

 次回作は短編のオムニバスを手掛ける。「自主映画からスタイルは変わっていない。
その都度その都度、思ったことをやっていきたい」映画界に新風を吹き込んでいく。

 ◆山下 敦弘(やました・のぶひろ)1976年8月29日、愛知県生まれ。31歳
。高校在学中から映画製作を始め、99年に大阪芸術大学映像学科の卒業製作として発
表した初の長編映画「どんてん生活」が00年「ゆうばりファンタスティック映画祭の
オフシアター部門」のグランプリを受賞。これまで長編7作を監督。

 ◆松ヶ根乱射事件 1990年代初頭の田舎町を舞台にしたブラックコメディー。平
穏な日々が流れるなか、警察官の鈴木光太郎(新井浩文)の双子の兄・光(山中崇)が
起こした事件や謎のカップルの出現で、田舎町の日常が狂い始める。共演は三浦友和、
木村祐一ら。


(2007年11月28日06時00分 スポーツ報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20071127-OHT1T00203.htm

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