知映画賞・最優秀海外作品賞 - 日本

海外作品賞は巨匠アルトマン監督集大成の遺作…報知映画賞　

◆第３２回報知映画賞・最優秀海外作品賞　作品賞の海外部門は、故・ロバート・アル
トマン監督の遺作「今宵、フィッツジェラルド劇場で」が選ばれた。

　「Ｍ★Ａ★Ｓ★Ｈ（マッシュ）」（１９７０年）、「ショート・カッツ」（９３年）
など個性的な作品を送り出し、昨年１１月２０日に亡くなった名匠ロバート・アルトマ
ン監督の遺作となった「今宵、フィッツジェラルド劇場で」が、最優秀海外作品賞に輝
いた。

　米国のリスナーに愛され続けている実在の公開ラジオ歌番組をモチーフに描いた作品
。０６年に配給ムービーアイのプロデューサー・松尾亘氏（３３）は「絶対（配給作品
に）欲しい作品の１つだった。公開前に来日を要請していて『電話インタビューなら』
という返事をいただいていたけど、その直後に悲報を聞かされて驚いた。監督の人生が
凝縮されている映画です」と受賞を喜んだ。

　◆今宵、フィッツジェラルド劇場で　世界３大映画祭すべてで最高賞を獲得した巨匠
ロバート・アルトマン監督の遺作。テレビの時代をくぐり抜け、３０年あまり生き延び
てきたラジオの音楽バラエティーショーの最後の公開生中継の舞台裏を描いた。


（2007年11月28日06時00分 スポーツ報知）

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20071127-OHT1T00202.htm

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